
会社名 | 大日電子株式会社 |
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住所 | 兵庫県尼崎市金楽寺町1-2-65 |
電話番号 | 06-6489-2431 |
大日電子株式会社は、プリント基板実装を中心に幅広いサービスを展開し、設計から部品調達、組立、出荷までを一貫して対応できる強みを持っています。最新鋭設備と徹底した品質管理体制を整え、車載機器やFA機器など高い信頼性が求められる分野でも実績十分です。この記事では、大日電子の特徴や取り組みを紹介します。
高品質な製品を提供する大日電子のソリューション力
大日電子はプリント基板実装を核に、設計・部品調達から納品まで一貫体制を構築しています。最先端設備と独自の検査システムを活用し、高密度かつ信頼性の高い製品を実現しています。これにより、顧客の多様な要望に合わせた柔軟な提案が可能です。最新鋭設備による高精度実装
大日電子の最大の強みは、23ラインにおよぶSMT実装設備を保有し、0402サイズの極小チップや0.4mmピッチBGAのような高密度実装に対応できる点です。さらにAOI検査機を全ラインでインライン化することで、実装後すぐに不具合を検出し、即座に改善へとフィードバックできる仕組みを構築しています。稼働率を維持しながら品質を確保し、量産から小ロット生産まで安定した製品提供を実現しています。
高度なトレーサビリティシステムも導入されており、部品ロットと基板番号を双方向で追跡可能です。これらの取り組みは、車載機器やFA機器など高信頼性を求められる分野で特に強みを発揮しています。
一貫体制によるトータルサポート
同社は単なる実装メーカーにとどまらず、基板設計から部品調達、組立、検査、出荷まで一貫して担える点で顧客から高い評価を得ています。設計段階から製造工程を見据えることで、試作から量産移行までスムーズに進められるのが特徴です。また、部品の調達力にも強みがあり、電子部品や板金、樹脂成型品に至るまで幅広い供給網を確保しています。これにより、短納期案件や多品種少量生産といった多様なニーズに対応可能です。ハードウェア・ソフトウェアを含むトータルソリューションを提供する姿勢は、顧客のコスト削減や開発効率化にも直結しています。
24時間体制でフレキシブルに対応できる
生産現場では需要の変動が避けられません。大日電子は24時間稼働の体制を整え、顧客の急な増産や仕様変更にもスピーディーに対応しています。効率性と柔軟性を両立し、安定供給を支えています。変動需要に応える生産キャパシティ
大日電子は大量生産にも少量多品種にも対応できる体制を整えており、急な受注増加にも柔軟に応じられる点が強みです。24時間稼働を可能とするシフト体制を採用しているため、顧客の生産スケジュールに合わせた納品が実現できます。また、生産ラインはロボット化やAGV無人搬送装置の導入など自動化を推進しており、安定した品質と効率的な稼働を両立可能です。これにより、人手不足や作業ミスのリスクを軽減しつつ、高い生産性を維持しています。フレキシブルな対応力は、特に市場の変動が激しい車載分野や電子機器分野で高く評価されています。
作業効率化と標準化による安定品質
同社は単に稼働時間を増やすだけでなく、工程管理や作業標準化を徹底することで効率的な生産が可能です。JIT化を進め、仕掛品を最小限に抑えることでリードタイムを短縮しています。また、各工程ではポカヨケ対策を導入し、人的要因による不良を未然に防止可能です。さらに、AOI検査機や目視検査支援装置を活用し、NGデータを迅速に抽出・分析する仕組みを整備しています。これらの改善活動は、顧客が求める納期遵守と高品質保証を実現する基盤です。結果として、変化の激しい市場環境においても安定供給を実現し、顧客の信頼を獲得しています。
品質向上のための取り組み
良い製品は良い環境からという理念のもと、大日電子は品質管理の仕組みを徹底しています。工場環境の改善や異物不良削減活動を通じて、安定した品質を確保しているのです。国際規格認証の取得によって信頼性を裏付けています。工場環境の最適化と自社開発製品の導入
大日電子は工場内の温湿度・静電気・異物管理を徹底し、クリーンな製造環境を整備しています。例えば、防塵服の着用やエアシャワーによる入室管理、静電チェッカーを活用したESD対策など、多層的な管理体制を導入可能です。さらに、自社開発の監視システムを活用し、現場の状態をリアルタイムで可視化しています。これにより、わずかな環境変化も即座に検知・対応が可能となり、不良率の低減が可能です。従来の外部依存ではなく、現場の課題に合わせた独自開発を行うことで、継続的な品質改善を推進しています。
異物不良削減と国際規格への対応
品質向上における大日電子のもう一つの特徴は、工程内異物不良を徹底的に削減する取り組みです。定期的に異物を採取し成分を特定、データをデータベース化することで発生源を明確にし、再発防止策を講じています。さらに、ISO9001やIATF16949など国際規格を取得しており、グローバル基準に則った品質保証体制を整備。品質活動の中では不具合ゼロを目標に掲げ、小集団活動による改善提案や従業員教育を通じて、組織全体の品質意識を高めています。
こうした徹底した管理と国際的な認証取得は、国内外の顧客に安心感を提供する重要な裏付けとなっています。